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Laughtto（ラフット）／代表 田中 翔大さん

1987年生まれ／山梨県中央市出身。高校卒業後、専修大学経営学部へ進学。卒業後、信用金庫やユニフォーム販売会社の経験を経て、2021年1月に衣類・雑貨などの加工販売会社Laughtto（ラフット）を設立。Tシャツや服飾小物、作業着をはじめとしたユニフォームなどの製造販売などをおこなっている。

起業する前は、会社員として２社ほど勤め仕事をしてきました。当時は売上の数字や経費や時間など、とにかく効率化ばかりを追い求めていたように思います。２社目の会社を退職してしばらくしたころ、お世話になっていた得意先に挨拶に伺ったところ、ひょんな話の流れから「自分でやってみたらどうか？」と話をいただきました。そのことがきっかけで起業を考え始めましたが、今思えば、最後に背中を押してくれたようにも思えます。

せっかくやるのであれば全力で。でも、機械の導入には莫大な資金を要するし、自己資金だけでは間に合わない。でも、わたし一人でも事業としてやっていけるようになりたい。さまざまな葛藤を繰り返して悶々とした日々を過ごしていたところ、知人から補助金のことを教えていただき、ダメモトで申請をしてみたところ、なんと審査が通ってしまいまして。そんな追い風も手伝ってくれたので、これはもしかしたら天職なのかも？と思ったりもしました（笑）。

起業当初は、いくつかのビジネスコミュニティや起業家の飲み会などで少しずづ人脈を広げていました。この業界自体が初めてでしたし、小さなビジネスチャンスも逃したくないという思いでした。結果的に、多くの人から助けていただき、応援していただき、現在の私が形成されているのだと感じています。

屋号であるLaughtto（ラフット）とは、笑い「laugh（ラフ）」と「もっと」を組み合わせた造語です。『もっと笑いのあるコミュニティの拡大』という想いのもと、この屋号となりました。今では、企業理念にもなっている大切な想いであり、事業を展開する上での信念にもなっています。

現在は、さらなる機械の導入を進め、プリント加工の内製化も進めています。また、山梨県内では珍しい衣類用インクジェットのプリンターを所持しています。写真・イラスト・ロゴをフルカラーでプリントができるデジタル印刷が可能です。データさえあれば、型代が不要になるため、より手軽にプリントＴシャツ、バックなどグッズ制作ができるようにもなりました。

そんな私の考えから、当方では企業理念にある『もっと笑いのあるコミュニティの拡大』を目指して「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よしの精神」に、「働き手よし」を加えて、「四方よしの精神」で取引きを通してコミュニティを形成していきたいです。関係する人たちがより自由で、楽しく、笑いがあふれるコミュニティを形成・拡大していくことで、地域に明るい未来を紡いでいきたいと考えています。この事業を通して、みなさんの企業活動やコミュニティ活動がもっと笑いと活気のあるコミュニティ活動になるような応援をしていきたいと思います。

DATA

Laughtto（ラフット）

プリントTシャツ・グッズ・企業ユニフォーム 作成